もやしもん ＃１１（終）

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長谷川さんに菌の見えないあんたなんかただのチビと言われ、
自分の存在と将来のついて悩み出す沢木。
一方の長谷川さんもそんな風にしか他人とコミュニケーションが取れない
自分に思い悩むことに。しかし二人とも結城と樹先生という
最大の理解者に支えられ自分を取り戻し、
勢い長谷川さんがツンデレして思わず抱き合って能力復活！！
というわけで、まさかの沢木×長谷川フラグ点灯エンド！！
この組み合わせだけはないと思ってた・・・。
本当に、最後まで人間関係何が起こるかわからない作品だったなー。
及川さんも、武藤さんにヤられたのに続いて長谷川さんにまで唇奪われて、
どこまでガチ百合総受けキャラなんだ！！
沢木の立場と長谷川さんの立場が実はシンクロしていて、
そこを上手く樹先生が諭して問題をまとめる流れは良く出来ていた。
結構唐突な展開を繰り返しているのに、
ちゃんと感情的には納得いくようになっているのが見事。
グルグル回るクライマックスシーンも、
絵的な盛り上がりを上手く作っていたと思う。
唯一疑問が残ったのは結城のことだが、あれは新たな挑戦なの！？
ストッキングに包まれた足だの髪をいじる仕草だの、
フェティッシュな作画がいちいち気合い入りまくってたなー。
全体的にも、作画の貢献が様々な形で感じられる作品だった。
キャラ作画の安定感といい、アクションシーンの動きといい、
菌達の可愛さといい、ＯＰ＆ＥＤのＣＧの素晴らしさといい、
本来地味で取っつきにくい題材を実に楽しく伝えてくれていた。
中盤から完全に菌が話に関係なくなってきたのは残念だったけど、
キャラ達のゆるい農大ライフはいつまでも観ていたくなる感じがあったなぁ。
全１１話は勿体ない。原作ストックがそれほどないらしいが、
ラストの菌劇場からすると第二期の可能性もなくはなさそうなので期待。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。