CLANNAD ＃１８

智代に杏に椋にことみに風子まで加わった朋也争奪バトルロイヤルが勃発！！
壮絶な修羅場が展開され・・・たものの、本妻・渚の復帰によって
有象無象のサブヒロインなんてものは一網打尽でリングアウト敗北！！
あ、あまりにも無常・・・！！　渚、圧倒的過ぎる！！
あんなに鍔迫り合いを繰り広げていた杏と智代が、
朋也と渚のラブラブぶりを前に戦わずして敗北を知るラストは切なさ全開だった・・・。
表情の付け方、キャラ同士の距離間を巧みに使った画面演出などは素晴らしい出来。
杏と椋の泣き顔、智代の悟った顔なんかも良かったけど、
そこに至る構成的な流れ作りには本当に感心した。
ここ数話の恋愛ドラマは全て今回のラストで
全てブチ壊しにする為の布石だったわけね・・・。
原作を再構成して杏ルートと智代ルートの可能性を
一気に断ち切ったんだろうけど、また思いっきり大鉈振るったものだ。
それでいて、前回の杏のブルマ閉じ込め、今回の椋のデートと智代の過去語りと、
必要なイベントは最低限押さえているのも見事。
智代の過去語りと杏と椋の関係によって、
家族テーマもまた一段掘り下げられたということなのかな。
杏と椋の話はもう少し突っ込んで観たかったけど・・・。
椋はいつの段階から杏の本心を知っていたんだろう？
最初からだとすると何か腹黒いことになってしまうが、
姉の応援してくれる気持ちを無下にも出来なかったのだろうか。
あと、泣いてる姉妹を春原もしっかり見つめているのだが、
あいつこの複雑な恋愛事情についてどこまで把握しているんだ・・・？
全部承知の上で行動しているようにも、まるでわかってないようにも思える。