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ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス- #25(終)

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ノザキ教授の特攻やカズキの援護・・・が役に立ったかどうかは微妙だが、
ともかくタナトス内部へ突入したジン達。
そこでガーネットの姿で巨乳を揺らしながら迫るタナトスに、
ジンとトアは自分達の気持ちはレゾナンスによるものではなく、
レゾナンスをきっかけに生まれた自分自身の意思であると語る。
それに納得してタナトスは宇宙の彼方へ、トアの背中の刻印も消え、
ジンとトアはもう一人じゃないとその愛を確かめ合うのだった。
・・・一人になっちゃってお空へ飛んでいったギオを見送りながら。
最後の最後まで、言ってることとやってることが違い過ぎる・・・!!
お前ら、自分らだけラブラブならギオはどーでも良いのかよっ!!
せめてセリフでもうちょっと心情の説明を入れるとか、
ギオに対するフォローがあっても良いじゃないか。
あれ、タナトスと一緒にいったってことなの?
それともただ単にジンとトアの元を卒業したってことなの?
その辺のニュアンスが掴めないとラストのメッセージが台無しだ・・・。
展開自体も、特攻やドラゴノーツの皆さんの奮闘で盛り上げながらも、
基本的には勝手に突っ込んで勝手に捕まって「トアー」で解決という
見事なまでにいつものパターンを繰り返しただけなので、特に感慨もない。
まあ、ある意味これぞ「ドラゴノーツ」の集大成という感じで
最終回らしくはあったんだけど・・・。
作画的にはギオのアクションやドラゴンバトルなども良かったが、
やっぱりただ巨乳揺らしたいが為に出番が回ってきたとしか思えない
ガーネットの胸揺れ描写が全て持っていってしまったなー。
しかしアキラとマキナはともかく、王子とガーネットは
ちゃんとタナトスのなかで幸せになれているんだろーか?
全体としては、当初危惧された以上に
悪い意味での典型的GONZOアニメと悪い意味での典型的KONAMIアニメが
奇蹟のフュージョンを果たして異様なものが誕生してしまったという印象。
これだけ売れ線の要素を揃えながらことごとく外すって、
どれだけネタアニメの神に愛されているんだ!?
ただ、作品の完成度はともかく観続けた人には生温かく見守られるという
GONZOKONAMIネタアニメ系譜もしっかり受け継いでいたので、
色々と突っ込みつつも観ていて楽しかったのは間違いない。
ただでさえオリジナル企画が通りにくくなっているTVアニメ界で
期待を背負った作品にこういうことされては困るという問題もあるものの、
この作品単体に限ってはあまり責める気にもならないんだよなぁ・・・。
とにかく、スタッフの皆さんお疲れ様でした。
これに懲りずに頑張ってください。