（新）絶対可憐チルドレン ＃１

絶対可憐チルドレン《解禁》ガイドブック―+椎名高志ワークス (少年サンデーコミックススペシャル)
少年サンデー連載、椎名高志原作作品を川口敬一郎監督以下
ハヤテからほぼ引き継いだスタッフによってアニメ化。
ああ何かもう、ＧＳ美神世代としては再び日曜朝に
椎名高志原作アニメが観られるだけで感無量というか・・・！！
第一話は皆本とチルドレン三人組の出会いを描くオリジナル。
つい最近原作でも出会いエピソードがあったが、
あれはこのアニメ第一話とほぼ同時並行で描かれたものらしく、
比較するとアニメと原作の方向性の違いがわかる。
原作は見た目に反して設定にしろ描写にしろ相当重いのだが、
アニメ版はそこをもう少し軽くして低年齢層にも観やすくしている模様。
最初の敵が変態マッスルだったり、釘宮声の桃太郎が最初から
マスコット的に兵部と一緒にいたりするのも
子供にわかりやすくという意図での改変なのだろうな。
そのせいで原作の設定やエピソードが一部どうなるのかわからなくなっているが、
まあ重要な部分はあとでフォローされるのであろうし
掴みの第一話としては狙いは充分果たされていたのではないかと思う。
声優陣については、とにかく平野綾はメインに置いてこそ
輝くのだと改めて認識させられたなぁ・・・。
薫のキャラがハルヒやこなたの方向性で掘り下げられているのにも驚いた。
そうか、オヤジ臭いところがそこに繋がっていくのか・・・！！
白石涼子の葵は、関西弁はともかく声質にクセが出ていてまだ少し違和感がある。
ただ、三人のなかで一番キャラ立ちにくいのが葵なので、
あの声はそこをカバーするにはプラスに働く可能性もあるかも。
戸松遥の紫穂は落ち着いた感じが出ていて予想以上にハマっていたなー。
今期、ララと紫穂という正反対なキャラやってるがどちらも上手い。
中村悠一の皆本は、ともすると変態っぽくなりそうなのだが、
今のところは爽やかなお兄さんだな。今後どうなるかはわからんが。
他も大体合っている。浅野真澄の柏木さんが良い感じにエロい・・・。
作画演出は、わりと見栄えのする派手な作りになっていて、
超能力バトルにも力を入れていきそうな気配。
第一話から作監に相坂ナオキと沼田誠也をダブル起用というのも凄いが、
次回以降もなかなか豪華みたいだからなー。期待が持てそう。
あとは・・・ＯＰに関しては個人的にはあれはあれで良いものではないかと。
おーばーざわー！！　ＥＤはチルドレン三人組だけど、
そのうちハヤテみたいにキャラソン出しまくるんだろーか？