RD 潜脳調査室 ＃１６

　RD 潜脳調査室(2) [DVD]
作監：大久保徹、原画に松本憲生や千葉崇明という布陣による、
ソウタがホロンの同型機体がセクサロイドとして
違法使用されている事件を捜査していたところ、
その機体が黒ホロンとなって事務所を襲撃してくるという話。
冒頭とＣパートのソウタとホロンの組み手、
事務所内でのホロンＶＳ黒ホロンのアクションは
リアリティと重量感のある格闘の組み立てをキレ良く描きつつも、
ホロンのむちむち感を損なわない作画が素晴らしかった。
しかし、やはり圧巻なのは松本原画と思われるソウタＶＳ黒ホロン。
展開上何の必然性もなく水面をぶっ飛んでいくのは何故なんだ！？
確実にソウタがＮＡＲＵＴＯ世界のタフネスぶりを発揮していたなぁ・・・。
ストーリー的には、一応ソウタとホロンのラブ話になっていて、
感情などないと言っていたホロンが泣きながらソウタの名を叫ぶシーンは、
ベタベタな展開ながらも川澄綾子の感情の入れ具合が絶妙で良い感じだった。
ソウタを食ってる書記長が実はホロンのオリジナルだったというのも
色々と考えさせられる設定ではあるなー。
ソウタは結局、色々と腹黒いリアル女よりも
若いままの書記長の身体と純真な心を併せ持つ
アンドロイド萌えを取る人ということになってしまうのか・・・。