アリソンとリリア ＃２６（終）

　アリソンとリリア 第V巻 [DVD]
定時に始まると勘違いしていたもので危うく録画が途中で切れるところだった。
マ王大研究再放送の途中で気付いて良かった・・・。
というわけで最終回。リリアは救出に向かったトレイズは
犯人に煽られる形でついに素性をリリアに告白。
その後アリソンとヴィルの懐かしの飛行機によるサポートで
どうにかリリアを奪還したかに思えたが、犯人の最後のあがきで
トレイズは列車もろともに谷底へと消えていった・・・。
ここまで引っ張ってきたリリアへの王子様告白が
修羅場のドサクサ紛れになってしまったのは少し残念だったなー。
ずっと隠し通すつもりでいたのならそれで良し！！・・・という
リリアの解釈は理屈が良くわからないものの何かリリアらしくて面白かったけど。
アリソンとトラヴァスをヴィルと呼んで飛び立つシーンは
アリソン編からの流れを一つにまとめる最終回らしい燃え展開だった。
ただ、トレイズ生死不明から転校生エンドに関しては
段取りがさすがに唐突過ぎて脱力気味の終わり方になってしまった印象。
まあ、この作品の雰囲気的にはそれで良かったのだろうか・・・？
全体的にも脚本にしろ作画演出にしろかなり大雑把で、
あまり褒められるようなところもなかった作品だったものの、
そのぶん大らかに観られる内容にはなっていたと思う。
いかにも肩の力が抜けたタイプのＮＨＫアニメって感じだった。
次のタイタニアは気合い入ったタイプになるのか、
ただの銀英伝の焼き直しになるのかどっちだろう・・・。