へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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MXに遅れること六日、ネタバレ回避にえらい苦労させられる・・・。
ともかく、監督:山本寛、シリーズ構成:倉田英之
キャラデザ:三間カケル、総作監門脇聡、制作:A-1 Picturesによる期待作。
京アニ組とA-1組と倉田英之が混ざり合うことによってどうなるかと思われたが、
まずはOPでいつものダンスが炸裂。これはもう監督のこだわりなんだろーか?
さすがに作画は素晴らしいものの今期はダンスが特に集中しているし、
そもそもどこかで観たような気がする・・・って、これ中山美穂か!!
「派手だね」が「地味だね」になってるわけね。また細かいことを・・・!!
本編は、御神木で女神像を作ったらそれに本物の女神が降臨しちゃって、
その娘とドキドキ同居生活を送ることになるという典型的同居ラブコメ展開。
恐ろしくベタな話をベタなまま、ただし非常に丁寧に作り込んでいく内容で、
仁とナギ以外のキャラは完全排除し電話相手も顔は見せない、
仁のナギに対する性的な視線を物凄く大切にする、
二人の距離感や認識のズレをコミカルに見せてキャラを掘り下げるなど、
OP通りパッと見は地味なもののやっていることに一切無駄がない印象。
特に、最初何だか良くわからない人外のヒロインを
徐々に可愛く見せていき最終的にトイレに行くのを確認することで、
生身感のある存在にするという一連の手続きの組み方が見事だった。
作画に関しては無理に動きを目立たせるようなことはせず、
日常芝居を魅力的に描いていくという感じになっているのかな。
魔法少女ネタの辺りは結構遊んでいたけど・・・。
今後キャラが増えていった時にどうなっていくのかは楽しみ。
声優陣は、とりあえずまだ戸松遥が頑張ってるだけの段階なので
これもキャラが揃ってこないとわからないか。
時折ToLOVEるっぽくなってるような気もするが、まあ大丈夫かなぁ・・・。
EDの歌は雰囲気があって良かった。
何にしても、今期要注目の作品になっているだけに、
監督には今度こそ最後までその域に居続けて欲しい。