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08年TVアニメ感想総評・番外編2

とりあえず気になった監督とアニメーターを深く考えずに上げていく。
監督では、気になったという点ではやはり「ストライクウィッチーズ」の
高村和宏が外せないか。ガイナックス美少女アニメーターが
GONZOでいきなり監督やってしかもあの内容・・・才能というのは
出るべき場所に導かれて出るものなんだなぁと思わされた。
他にも「ヒャッコ」の福田道生、「ミチコとハッチン」の山本沙代
「ペルソナ」の松本淳、「バンブーブレード」の斎藤久といった
TVアニメ初監督組の作風はどれも印象的だった。
空の境界」と合わせて「喰霊-零-」で新境地を開いたあおきえい
銀魂」なんて爆弾を引き継ぎながら
見事テンションを落とさずにいる藤田陽一なども良い感じ。
それと、総監督:河森正治の存在感に隠れて目立たないながらも
マクロスF」を支えた菊地康仁と、同じく監督の陰に隠れながら
副監督として「コードギアス」を支えた村田和也はいろんな意味で立派だと思う。
アニメーターではグレンの経験を活かしたガイナ若手組の暴れぶりが
相変わらず目についたものの、雨宮哲や山口智作監に上がり出し、
貞方希久子は久保田誓と共同でキャラデザデビューと、
着実にキャリアを重ねて成長している感じはする。
まあ、ガイナ若手は更に下の世代が続々出てきているのが恐ろしいのだが。
あとは仕事量と髪のウネウネぶりで話題をさらった田中宏紀
二十面相の娘」や「ソウルイーター」のテレコム回で
良いアクションを連発していた古俣太一なんかが記憶に残る。
キャラデザだと「RD潜脳調査室」の上山徹郎
ToLOVEる」の岡勇一、「マクロスF」の江端里沙など、
肉感的な女性キャラを描く人が目立っていた気がする。
どうでもいいけど江端里沙が愛姫みかんのことだとしばらく気付かず、
何か大張アニメっぽいと不思議に思っていたっけなぁ・・・。
個々の絵コンテや演出、音響や脚本&構成になると
またキリがないので今回はこの辺で。
ただ構成に関しては08年は吉野弘幸の年だったとは思う。
個人的に05年の総評一位が「舞-HiME」になっちゃって困惑したのだが、
高速で意表を突く展開を繰り返しながら萌えポイントは外さない
あの構成が三年経ってここまで影響甚大になろうとは・・・。