へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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とらドラ! #14

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大河に触ると幸せになれるという幸せの手乗りタイガー伝説が広まるなか、
元に戻ったようで実はそうでもない五人の想いと関係性を見せていく話。
祭りのあとの余韻を引き摺りながらも日常に戻っていく感覚と、
次のステージへ向けて否応なく動き出していく感覚が同居していて、
基本的に地味な話のわりには観ていて感情の揺れ幅が大きかった。
ラストのモノローグが連鎖していくシーンは
何か決定的な流れが生まれていくような昂揚があったなぁ・・・。
キャラ描写的には亜美の空気読め過ぎる切なさの描写が見事だったが、
生徒会長とのことでシリアスモードに突入したらしい北村、
竜児との関係の変化に戸惑っているらしい実乃梨と、
それぞれに微妙に肝心な部分を伏せた感情の見せ方も面白かった。
学園祭写真についてのやりとりは、学園ものらしい雰囲気と
複雑な心理の駆け引きを凄く自然に描いていて感心。
実乃梨の、もはや誰の真似なんだかわからなくなってる
デュエルネタと作画の暴れ具合も楽しかったなー。
堀江由衣は時々、思いも寄らない引き出しを開けてくる・・・。