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機動戦士ガンダム00 2ndシーズン #14・15・16

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1 [Blu-ray]機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン2 [DVD]
OP変更。
とりあえず・・・フェルトの全裸巨乳のインパクトが凄過ぎて
他の要素が一切頭に残らないんですけど!?
本編は、刹那がネーナやサーシェスに導かれてリボンズと邂逅を果たす話。
リボンズが0ガンダムのパイロットだったというのは
すでに他媒体で発表済みだったようだけど、
刹那を意図的に見逃していたうえにその後のマイスター選抜まで
リボンズが関与していたというのは結構重い事実だったなぁ。
ただ、ティエリアが己のアイデンティティに苦悩したのと比べれば、
すでに刹那にその辺の迷いは吹っ切っているのだろうか?
一度は神と信仰した0ガンダムではあったものの、
もう刹那の中でガンダムは「俺と俺達」の象徴に移り変わっているのかな。
最後のマリナの歌によってまたその戦う理由にも
新たな迷いが生まれるのかも知れないが。
しかしどこまで何でもアリなんだツインドライブ、
単機でエンジェルハイロウにだってなれそうだ・・・。
一方、ルイスとブシドーは新型機をゲット。
ブシドーの愛機、「益荒男」というネーミングは充分素晴らしいが、
いっそのことダイブシドーやダイグラハムでも良かったよーな。


怪我をした状態でマリナの元へやってきた刹那は、
そこで改めて自分の戦う意味を見つめ直すことに。
一方、連邦内部ではアロウズの横暴に対してセルゲイの旧友が
クーデターを起こすことを画策していた。
というわけで、やっぱり刹那の戦う理由は改めて見直される模様。
ソレスタルビーイングから一人離れての展開になったのも、
自分探しの旅といった意味合いがあったわけか。
しかしこうなると結局、刹那の戦う理由ってアロウズ打倒とか
ソレスタルビーイングの理念とは少し外れた、
もっと私的なテーマになってくるんだろうなぁ・・・。
連邦軍クーデターという展開はようやく対立の構造が多層的になり
厚みを増してきてくれた感じで良かった。
これを機会に各キャラのアロウズや現在の世界情勢に対する
認識がわかりやすく整理されていけば良いんだけど。
で、最後はこんな状況なのにブシドーがマスラオでやってくる!!
本当に「お前に構ってる暇はない」だよなー。
空気も読まない、世情も読まない、世界の行方も何も関係なく
ただ自分のこだわりだけを押し通す。
第一期最終回では何だか良くわからなかった刹那とグラ・・・もとい
ブシドーの立場的な対立軸がようやく見えてきたような気もする。
ED変更。朽ちたガンダムと自然の美しさの対比は、
単なるイメージなのかラストを暗示するものなのか・・・。


数万の民間人を人質に取りクーデターを決行した旧友に、
正規軍の密使としてセルゲイが接触。
だがアロウズはもう一基のメメントモリによって
軌道エレベーターごと全てを消し去る暴挙を実行しようとしていた・・・。
というわけで、前回のヒキだった刹那VSブシドーを二十分以上放置して
セルゲイを取り巻く男のドラマが展開!!
セルゲイ以外のまともな軍人がようやく増えてくれたと思っていたら、
こっちも理想主義が祟って別の方向でヤバい人になってたのね・・・。
何だかますますセルゲイのバランス感覚だけが際立っていくなぁ。
ただそのバランス感覚ゆえに、何も出来ないのがセルゲイなんだけど・・・。
息子はそんな父やその友人に反抗してアロウズの正義こそが必要だと
明確な意思を持っているようで、その点は親父世代よりもわかりやすい。
その若さを利用されていることに気付けば変革を促す急先鋒へと
大出世する可能性もありそうなのだが・・・その為には
親父の犠牲が不可欠になってしまいそうだし、
あくまでアロウズとして戦い続けるしかなくなっているルイスとも
決裂してしまいそうだし、色々と難しいところではあるなぁ。
で、長々待たせての刹那VSブシドー。
相変わらず会話が噛み合ってるようで噛み合ってないのが面白いが、
一人彷徨ってきた刹那がサーシェスに出会いリボンズに出会い
マリナに出会い死んだロックオンに出会い、
最後にブシドーに出会って気持ちを確認していくという流れが上手かった。
しかし、トランザム同士のバトルは本当にドラゴンボールの領域だなー。