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続 夏目友人帳 #2・3・4

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続 夏目友人帳 音楽集 いとうるわしきもの
愛した人間に裏切られた恨みから悪霊と化したパートナーを
夏目の力を借りて眠りにつかせようとする守り神。
人間の身勝手さと不条理を強く打ち出した哀しい話で、
基本的に救いがないのはこの作品にしてはわりと珍しい展開だった印象。
やはり第二期は妖怪側の話を増やしていくことで、
夏目をより人間と妖怪の中間に立たせる形が強くなってくるのかな。
しかし今回、神様カップルが吉野裕行高垣彩陽だったんで、
妙にソレスタルビーイングな感じになっちゃってたなー。


名取さんに誘われて、男二人で温泉へ!!
物凄くナチュラルに男同士の温泉話へ突入していく
序盤の流れが何か美し過ぎて感動してしまった・・・!!
まあ一応、ニャンコ先生と名取の相棒もいるんだけど。
ともかく夏目と名取、同じものを見ることが出来るにも関わらず
お互いの遠慮や考え方の相違から上手く近寄っていけない
二人の微妙な関係性が丁寧に描かれていて非常に面白かった。
そんな二人の距離感がまた人間と妖怪の距離感に
重なってくるようでもあるし・・・。
しかし話をまとめると結局名取は仕事にかこつけて
夏目と温泉いきたかっただけってことだよね?


卵の雛を孵したところ、可愛い妖怪が生まれてきて育てる話。
基本的には妖怪を使った感動ペット話になっていて、
話の流れ自体は定番ながら相手が可愛い妖怪なんで
ビジュアル的に見栄えが良いというおいしいことになっていた。
あの妖怪、最初ロリかと思ったのだが夏目を見て
変身したってことはショタなんだろーか?
成長した妖怪の背に乗って街を眺めながら
今の自分を思い返す夏目の様子はなかなか感動的だったなー。
妖怪との関係性というテーマについても、
保護者になることでまた別の視点が開けてきた感じ。
しかし刺客の鼠妖怪、実は良い奴だったってことは、
あのカウントダウンも親切で書いてたんだろーか?