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(新)源氏物語千年紀 Genji #1・2・3

日和姫(初回生産限定盤)(DVD付) 
元々は原作付きの予定だったのが出崎統監督が突っ走ったらしく、
いつの間にやらオリジナル企画になってしまった源氏物語のアニメ化。
オリジナルになったこともあってか完全に出崎色の作品になっているが、
これが意外とノイタミナと合っているのに驚いた。
過度にロマンティックで耽美な作画演出がこの時代においても
女性向けとしてある程度成立しているのは凄いな・・・。
第一話は、光源氏の幼年時代の初恋の話だったので、
そのぶん美しく儚い雰囲気になっていたのも良かったのかも知れない。
冒頭のような濡れ場が今後頻発することになると、
視聴者層的にどういう反応になるのか読めないが・・・。


やっぱりアバンの濡れ場は毎回あるのか・・・。
二話目は成長した光源氏が才色兼備と名高い六条の御息所を落とす話。
時代を超越する光源氏のあまりに見事な口説きテクに惚れ惚れした。
気位の高いインテリ女性である六条が徐々に若い光源氏
骨抜きになっていく様子を鶴ひろみが好演していたのも良かったなぁ。
それと時代背景的に当然ながら夜のシーンに灯りが少ないので、
闇夜に人物だけが浮かび上がる描写が多く、
それが舞台的な効果になっているようにも思う。


六条の愛を重く感じ始めた光源氏が街娘の夕顔と出会い、
夕顔こそ運命の女だというくらいにハマり込んだものの、
六条の嫉妬パワーが謎の怨霊を呼び寄せ夕顔を殺してしまう。
あの怨霊の正体については諸説あるんだったっけ?
セリフは六条のものだが声が違うという演出は面白かった。
しかし鶴ひろみの情念籠った年増女演技は凄まじかった・・・!!
対して夕顔はあくまで害のない献身的な女として描かれていた印象。
最初、声が小清水亜美だとは気付かなかった。
それと、久々の妹の呼び出しに色々文句考えつつも
律儀に出ていったらブチキレられて大変な目に合う頭の中将に笑った。
ギャグキャラってほどでもないがおいしいポジションだなぁ。