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(TVK)(新)鉄腕バーディー DECODE:02 #1・2・3

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東京の街並みに、そしてつとむとバーディーの心に
深い傷跡を残したリュンカ事件の首謀者達が地球へ逃亡、
それを追ったバーディーだったが逃亡犯はすでに何者かに消されていた・・・。
というわけで第二期開始。第一期の影を引き摺っているうえに、
バーディーの過去や逃亡犯を狙う謎の敵などが絡み合う
ミステリアスな展開になっているので全体的にも少し複雑さを増している印象。
第一期以上にストレートなお色気アクションエンタメにはしてくれなさそうだなー。
OP&EDは第一期以上にアニメーターの個性を活かした作り。
特にEDのラフな作りが面白い。


バーディーの幼馴染であるナタルが地球でリュンカ事件を引き起こした
犯人達を恨んで次々にそれを殺害していることが判明する話。
ナタルが犯人であることはバレバレでも少し引っ張ると思っていたので、
ここで早々に基本情報を開示してきてくれたのは嬉しかった。
普段は優しい医者として過ごしながら、迫害を受けてきた過去と
目の前で親友を失った哀しみによって復讐鬼と化していく
ナタルの描写も切実さが感じられて面白かった。
特に今回は作監:江畑諒真による情念迸るような作画が
ドラマの内容と噛み合っていて見応えあったなー。
それと、EDが幼女バーディーが走ってるだけの
バージョンになっていたのだが、何パターンかあるのだろうか?


リュンカ事件で家を追われた人々の避難施設を取材していたつとむ達が、
かつてのバーディーとナタルのようにお互いを支え合う幼い二人と出会う話。
震災後を彷彿とさせる避難所の様子がリアルに描かれていて、
それと隣り合わせでありながら他人事のようになってしまっている
早宮達との距離感の見せ方が独特の世界観表現になっていて面白かった。
ただ、それにしても廃墟マニア達はついこの前まで
普通に六本木だった場所でもあんなに興奮するものなのだろーか?
難民であるナタルがこの場所でボランティア活動をしていることの意味など、
もっと掘り下げられそうな要素は色々あったんだけど、
今のところはこの状況を見せるに留まっているのか・・・。
子供達を襲った男達の暴力描写は容赦がなくて良かったが、
幼女の顔を舐めるシーンを本編後の提供画面で
リピート再生するのはさすがにやり過ぎっぽかったぞ!!