（ＴＶＫ）鋼殻のレギオス ＃２・３・４

鋼殻のレギオス SOUND∞RESTORATION
強引にニーナの小隊に入隊させられたレイフォン、
実力を隠して適当にやるつもりが思わずニーナを助ける為に本気出してしまい、
一躍ヒーローになったものの女性陣からは総スカン食らうことに。
世界観とキャラの説明をしながらも確実にキャラ同士の関係性を
動かしていくドラマ作りがなかなか頼もしくて良い感じ。
正直まだレギオスのシステムや各キャラの武器や能力など、
説明はまったく足りていないのだがドラマが動いているなら
その辺はキャラと合わせて追っていけば混乱はしなさそうかな。
しかし一話目でも気になった戦闘ＢＧＭが変わらずインパクトあるなー。
あれがかかるだけで反射的に燃えるようになってきた。
あと、ＯＰ初披露。学園空間で無個性化させられる生徒達が
命懸けのバトルになると色を取り戻す・・・みたいな意味合いなのか？

誘拐されそうになった電子精霊を守ろうとするニーナ。
電子精霊が何なのかという説明自体が不充分なのに、
かつて電子精霊に命を救われたニーナの過去とか、
電子精霊を狙う謎の男とそれを阻止する謎の男とか、
レイフォンの幼馴染に目を付ける変装した女王とか、
更にはラストに全編英語の外伝シーンが組み込まれてくるとか、
本当に無駄にややこしい構成になっていて混乱させられる。
「レンタルマギカ」のシャッフル構成もそうだったけど、
このスタッフは余計な構成いじりをせずにはいられないのか・・・？
ちなみに全編英語の外伝はＤＶＤにフルバージョンが付くらしいのだが、
その時にはせめて字幕くらいは入るんだろーか？

フェリがメイド喫茶でバイトしたり三人娘と一緒に
廃墟に出かけて触手モンスターに襲われたりする話。
前回がややこしかった反動なのか今回はフェリ萌え一本に絞った作り。
白黒二種類のメイド服姿や笑顔の練習をする表情、
しっかり夢を持った三人娘にコンプレックスを抱く様子など、
大人ぶってクールに見えるが本質は迷える少女であるフェリの魅力は
良く表現されていて素直に楽しめる内容だった。
中原麻衣の演技も、定型的な無口少女のそれから脱却し始めて、
結構面白いポイント突くようになってきてるなー。
あと、ＥＤまでフェリバージョンだったのだが、
あのＥＤはバージョンが複数あることよりも
クレジット出す順番が気になって仕方がない・・・。