へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

なれのはて 過去感想は作品タイトルで検索してください

スポンサードリンク

とらドラ! #18

とらドラ! Scene2(初回限定版) [DVD]とらドラ・ポータブル! 超弩級プレミアムBOX とらドラ! ドラマCD Vol.3
とらドラ! キャラクターソングアルバム とらドラ! DJCD Vol.1
様々な恋愛模様を巻き込みながら進むクリスマスパーティーの準備、
みんなで心を一つにして巨大なツリーを作り上げ、
準備万端・・・と思ってたら大変なことに!!
これは、原作通りに進んでいるんだろうとは思うけど、
とにかく一話に詰め込まれていく要素が絶妙で唸らされてしまった。
最初に亜美のターンがきて「おままごとみたいな関係」を指摘、
次に大河のターンで実は大河に聖母的な属性があることが発覚、
そして最後に実乃梨のターンで壊れては修復される関係性を示して続く・・・と、
単純に三人のヒロインに等価に見せ場を与えているだけでも凄いのに、
それらがちゃんと連動することで変化していく関係性の流れを
生み出しているというダイナミックな構成に感心。
しかし大河が今までも時折見せていた妙に母性的だったり
達観していたりする側面にリリアン・・・もといカトリック学校の経験があったとは。
今までの過去描写からしても昔から暴れてたわけじゃないんだな。
体育倉庫での亜美の言葉と態度の差から見える複雑な心理、
ツリー壊してしまった実乃梨の震える声と手の描写など、
声優の演技と作画演出の細かい芝居付けも素晴らしかった。
本当に一歩バランス崩せば台無しになりかねないくらい
ギリギリのラインで演出組んでる感じだなぁ・・・。