へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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CLANNAD AFTER STORY #17

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CLANNAD ラジオCD 渚と早苗のおまえにレインボー Vol.4
CLANNAD ラジオCD 渚と早苗と秋生のおまえにハイパーレインボー Vol.1
あれから五年・・・渚の死によって抜け殻のようになりながら
ただひたすら働き続けていた朋也に早苗が旅行の話を持ってくる。
渋々受けた朋也だったが、それは五年間ほとんど一緒にいなかった
朋也とその娘、汐に同じ時間を与えようという早苗の作戦だった。
というわけで、五年間育児を秋生&早苗に押しつけていたらしい朋也が
ようやく娘と向き合い始めるという新展開に突入。
働きづめだったってことは養育費は渡してたんだろうけど、
育児を完全に放棄していたというのは駄目過ぎるなぁ・・・。
心理的に、一緒にいるとむしろ虐待にまで走ってしまいそうだから
距離を置いていたということなんだろうけど、
周囲が今まで良くこの状況を容認していてくれたものだ。
それにしても早苗さん、おばあちゃんにはとても見えない・・・!!
古河家での朋也と汐の出会いシーンは、まるで座敷童みたいな
汐の描写が意味深で興味深かった。あの家での幸せな日々の幻影が
そのまま形になった存在にように朋也には見えてしまっているのか・・・。
その後の父娘のぎこちない距離感の見せ方は、
中村悠一の演技のニュアンスがとにかく掴みにくくて、
朋也が本当のところ汐をどう思っているのかが
敢えて見えないようになっていた印象。
完全に排除したいわけでもないし、かといって近付いてもいけないし、
何とも宙ぶらりんな状況といったところか。
汐の方は、こおろぎさとみの幼女演技がさすがに絶妙。
焼き飯食べる時の動きなど、作画的にも可愛かった。
顔が似ているだけでなく芝居的にも渚を
彷彿とさせる動きを入れていたりするのかな。
それと今回EDが本編ラストの走り出した汐から直接繋がっていて、
ついにストーリーが最終局面に入ってきた感じが上手く出ていた。