へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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ケータイ捜査官7 #40

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かつて桐原の家族を皆殺しにしネット上で伝説となった
アカツキ」と呼ばれる男を、復讐の鬼と化した桐原が捕らえる。
ネットでの犯罪誇示と犯人の神格化という
ネット犯罪ものをやる以上絶対に避けては通れなかったテーマを、
桐原の過去という重要設定と絡めて真っ向から描いた内容。
被害者と事件は永遠にネタとしてネット上で消費され続けるのに、
法律に守られた犯人は「少年A」として保護されるという
ネット社会における理不尽な格差の問題を痛烈に見せつつ、
一応は桐原とサードの友情物語として成立させていたのが上手かった。
最後の「どう考えてもあいつの勝ちだ」が痛い・・・。
重いテーマを背負った松田悟志の演技も気合い入っていたが、
表情モニター割れたサードがブチキレるという演出も
生身の役者の熱演と充分釣り合っていた印象。