ドラえもんＳＰ

三十周年記念二時間スペシャルとして、募集を続けてきた
もう一度見たい名作エピソードの最終結果発表と、
「さようならドラえもん」＆「帰ってきたドラえもん」のリメイク版を放送。
「さようならドラえもん」については原作を極力活かす形でのリメイクで、
尺伸ばしをはじめとして余計な装飾を一切していないのが印象的だった。
唯一、舞台を雪の日に変えていたのが映像的な演出として
良い雰囲気を作っていた。次の「ウソ８００」の話が
エイプリルフールであることと合わせてドラえもんがいなくなったあとの
時間経過を上手く表現していたのも面白かったなぁ・・・。
ただ、「さようなら」の方が原作に忠実だった反動なのか、
「帰ってきた」の方では作画的に色々遊びが目立っていた。
それにしてもあのジャイアンの嘘は本気で外道だ・・・！！
エピソード人気投票の結果は、いわゆる大山ドラの話や
原作ファンに高い評価を受けている感動話以上に、
リニューアル後にスペシャル枠で放送されたエピソードが
軒並みランクインしているのが非常に興味深かった。
「おばあちゃんの思い出」でも旧版の「さようなら」でもなく、
「ドラえもんが生まれ変わる日」が一位というのは結構驚いたなー。
それだけ順調にファンの世代交代が進んでいるということか・・・。
しかし、栄えある三十周年を代表し壇上で挨拶するキャラが、
「工場長」になってしまったのは果たして良かったんだろーか！？
工場長が挨拶始めた時の「誰だよコイツ」感は凄まじかった・・・！！