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CLANNAD AFTER STORY #24(終)

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会いたかったぞ渚!! この気持ち、まさしく愛だっ!!
というわけで第一期と第二期、合わせて一年に渡る物語がガンダム介入で終了。
・・・何か特報でもくるんじゃないかと噂されていたあのタイミングで
ガンダム00最終回の一分間予告というのはさすがに予想外過ぎだ!!
せっかくの余韻が大部分吹っ飛んじゃったよ・・・。
しかし総集編となったこの最終回、内容自体は悪くなかった。
総集編ということで期待値が高くなかったのもあるのだが、
朋也が汐に昔の話を語って聞かせるという形のナレーションが
上手くこれまでの物語を懐かしく振り返る視聴者の心境とシンクロして、
意外と感慨のある終わり方になっていたなぁ・・・。
まあ、娘に昔話を語りながらその娘の先生のブルマ姿を
思い出しているのかお前はと突っ込みたい部分も多少はあったが!!
春原が汐におじちゃんとして認識されていたり、
未だに正月にはみんなで集まっているという話は嬉しかった。
本編で足りなかった人間関係のその後のフォローをしてくれたのか。
最大の問題点であるリセット展開の部分は、
朋也の不思議な記憶ということでとりあえず処理。
朋也の「本当にあったことだと思っている」という言葉で
あの渚が死んでからの日々も改めて肯定される形になったが、
そうなるとやっぱりあの世界のその後が気になってしまう。
あっちはあっちで痛みを抱えながらも頑張ってると考えておくべきか・・・。
最後に本編ラストで一緒に眠った汐と風子を
朋也と渚が迎えにくるという新作パートが入っていたのは、
間に合わせの総集編では終わらせないという
スタッフの愛情と気概が感じられて良かった。
何回「おしまい」やるんだとは思ったけど・・・。
この第二期については特にテーマの熟成に伴う演出の変化と
普通の物語を普通に物語ることへのスタッフの意識の高まりが印象的だった。
美少女ゲームという題材で、京アニのスタッフが、
ああいう日常ドラマに迫っていく様子というのは
表面的なものとは別に観ていて実にスリリングだったなぁ・・・。
原作を尊重したラストでその辺が少し失速したのと、
キャッチーさでどうしても第一期に見劣りしたのは残念だったが、
それでもトータルでの挑戦心と完成度は素晴らしかった。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。