へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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きらりん☆レボリューション #153(終)

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自分達の想いを確認し合い、コンテスト最終決戦前に
ミルキーウェイを卒業することを選択したきらり、のえる、こべに。
そして、きらりは宙人と一緒に自分の原点を確認し
気持ちを新たに二人との頂上対決に挑む・・・!!
三人一緒にきらりの家で食事をして笑い合い、
そのうえで解散に向かうという流れは非常に美しかった。
宙人と第一話の出会いを回想する展開も、
声違うだろというお約束突っ込みはともかく感慨深かったなー。
最後の対決は、偶然照明が消えたなかで歌い出したきらりが
輝きを放って見えるという表現はわかりやすかったけど、
悪運を実力で覆したというよりはまた見えざる手に
助けられたって感じになっていたような。
まあ神に愛されているのが何よりのアイドルの資質ではあるか。
ラストソングを懐かしのキャラ達が聞いていたのには歓喜!!
ひかる、もう本当に忘れ去られたのかと思ってたのに・・・!!
ただ、双子ですら席に座ってるのに何でひかるだけ立ち見なの?
普通に考えると村西事務所にハブられているように思えてならないが、
好意的に考えれば仕事を終えてからギリギリで駆け付けた・・・とか?
東山軍団に黒木軍団、マジシャンに母に兄貴にアメリカアイドルと、
ほぼオールキャラを網羅したクライマックスは
三年間の重みが感じられて実に感動的だった。
絵で描いてるならともかくわざわざ旧キャラ出す為に
新しくモデリングしてるんだろうからなぁ・・・。
正直、一年目ラストのアイドルとしてのきらりの成長テーマと
二年目ラストの家族関係を含めたきらり個人のテーマで
すでに語るべき物語はやり尽くしてしまったうえに、
3D化なんてしちゃったら三年目にはもう期待出来ないだろうと
かなり悲観的に観続けていたのだが、当初ぎこちなかった3Dアニメ技術も
最後には2Dに引けを取らないほどの進化をしてくれたし、
物語の面でも新加入の二人を盛り立てながら
男を奪い合う修羅場展開や芸能界スキャンダルネタなど
対象年齢層を上げた突っ込んだ描写を増やしていくことで
マンネリ感を払拭していてなかなか見応えがあった。
シップスの声変わりだけは最後まで違和感あったが、
他の部分ではこの三年目も充分に楽しませてもらったなー。
三年間の総括としては、とにかくバカで元気な主人公が
全てを引っ張っていくという近年珍しいシンプルな構造を、
アニメキャラとそれを演じる本物のアイドルが混然一体となりながら
成立させていくという状況が凄く良く出来ていた。
何だかんだで久住小春の功績の大きさには頭が下がる・・・。
キャラと中の人のシンクロ率では間違いなく最強レベルだった。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。