へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

なれのはて 過去感想は作品タイトルで検索してください

スポンサードリンク

(TVK)屍姫 玄 #12(終)

屍姫 赫 第四巻【初回限定版】 [DVD]Figma 屍姫 星村眞姫那 オリジナル・サウンドトラック 屍姫 玄
屍姫 玄 第一巻(初回限定版) [DVD] 屍姫 玄 第二巻 【初回限定版】 [DVD]
北斗が!! 泣くまで!! 殴るのを止めないッ!! 完!!
まさかのマウントパンチ終了にかなり唖然とさせられたが、
テーマ的には語り切っているし「戦うことで生きている」眞姫那の
その生き様を象徴する泣きながらのマウントパンチ姿で
終わるというのは、一応理には適っているのかも知れない。
とはいえ、決着を見せてくれないのは単純に不完全燃焼ではあった。
そこに至るまでも、前半の赤紗と北斗の物語の結末、
後半の旺里と眞姫那の関係性のまとめといった部分は
話的には良く出来ていたものの、とにかく最終回なのに
この作品最大の魅力である作画の見せ場が少なかったのが残念。
本当にここに辿り着くまでに余力使い果たしたって感じだったなぁ・・・。
ただ全体的にはフェティッシュかつダイナミックな作画と
陰惨でありながら少年マンガ的なバトルと
ボーイミーツガールなテイストを失わない展開は常に魅力的だった。
特に作画に関しては久保田誓&貞方希久子による現代的なキャラデザと
エログロバイオレンスを全開にしながらもパンツ見せないをはじめとして
一定の節度を保ち続けるアクションがまさにグレンラガン以降の
新世代ガイナックスという感じで非常に面白かった。
あとは何かと物議を醸した声優陣の問題だが、
個人的には特撮出身の女優陣は声に不思議な力強さがあって
この作品の雰囲気にはわりと合っていたように思う。
まあそう言えるのも後半になって演じる側も聞く側も慣れてきたからで、
序盤ではリスキーなキャスティングだったことは確かだろうけど・・・。
ともあれ、スタッフの皆様、お疲れ様でした。