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(TVK)鉄腕バーディー DECODE:02 #12(終)

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最終回。
前半はナタルVSモス、後半はナタルVSバーディーの
凄まじい作画アクションを見せるのが何よりもメインという作りで、
とにかく作画的にはこれまでの集大成となる素晴らしい出来だった。
前半の格闘を細かく組み立てた動きも面白かったけど、
後半のバーディーが吹っ飛びまくる描写なんかは
作画スタッフの気持ちがそのまま表れているようで何か楽しかった。
物語的にはつとむが良いタイミングで覚醒しナタルを説得し、
正気に戻ったナタルが過去に飛んで幼いバーディーを助ける結末に。
つとむの存在がバーディーが戦闘兵器ではないという
何よりの証明になる展開は二心同体設定を活かした上手いオチだったけど、
出来たらその前後にもっと尺を注いで欲しくはあったなぁ。
早宮の研究発表などでテーマを凝縮していたのは良かったものの、
アクション多過ぎて全体的にドラマが圧迫されていたのは、
作品の方向性を割り切ったにしても少し残念。
結局、小夜香と再会出来ないどころかエピローグに出番もないつとむが哀れだ。
全体としては第一期以上にかなりコアな層に絞り込んだ内容になっていて、
例の作画騒動やドラマの内容など人を選ぶ要素が多くなっていた印象。
そのぶん、こだわり溢れる作品には仕上がったのだが、
間口が狭まってしまったのは勿体なかったかなぁ。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。