へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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(TVK)(新)シャングリ・ラ #1

キミシニタモウコトナカレ
ニュータイプに掲載されていた小説をGONZOがアニメ化。
ちなみに筆者はニュータイプは毎号読んでいるのだが
小説は飛ばしてたんで設定も内容もほぼ初見・・・。
とりあえず環境破壊や災害で荒廃した東京で、
全てを管理しようとする勢力と自由に自然のなかで生きる勢力が対立していて、
主人公は自由勢力の指導者になる運命を背負っている・・・ということらしい。
数時間前の作品は説明が簡単過ぎて混乱したが
こっちは説明過剰キャラ紹介過剰で混乱させられる作りで、
特に炭素経済という金融マジックみたいな話は
言葉だけではさすがにすんなり理解するのが難しかった。
要するに現実のCO2排出量取引の問題と金融の問題を合わせて
取り入れているってことだろうからテーマとしては面白そうだけど。
全体的な世界観にしてもこれから現実の地名が多く出てくると
より魅力が深くなっていきそうなので楽しみ。
主人公の國子のキャラは、ミニスカでブーメランという
フェチっぽさと健康的なガキ大将っぽさは良く出ていた。
高橋美佳子との相性も良さそうなんで上手くすれば当たり役になるかも。
ただ、中田譲治のオカマといった脇の面々が異様に濃いんで
第一話ではそっちに呑まれていた感じはするなぁ・・・。
キャラデザは村田蓮爾なのだが「ラストエグザイル」ほど
村田キャラを前面に押し出してはいない印象。
基本的に随所に力の入った注目作にはなってくれそうだが、
今のGONZOにこういうタイプの作品を支え切る力があるのかどうか
色々と不安な面もあるのでしばらくは話の流れを見守りたい。