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仮面ライダーディケイド #18

仮面ライダーディケイド VOL.1 [DVD]
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響鬼世界編、前編。
ザンキ・トドロキ・イブキ・アキラがオリジナルキャストで
登場するという話題に気を取られていたせいもあって、
肝心のヒビキさんがデビット伊東だったのに不意打ち食らった。
いやー、確かに細川茂樹と互換性・・・あるのか!?
ともかく本編は音撃道が斬鬼派・威吹鬼派・響鬼派に分かれて
秘伝の巻き物巡って争っているという状況のなか、
士と海東がそれぞれ威吹鬼派と斬鬼派の助っ人になる一方で
ヒビキさんが弟子のアスムほったらかして無気力化する話。
三派に分かれての鬼の派閥争いという設定や、
変身解除時に全裸になるのを弟子の皆さんがカバーするネタなど、
響鬼」らしさを出しつつもコミカルな味付けのされた再構築で
意外にも非常に取っつきやすい内容だった。
オリジナルキャストの面々も良い意味で原作イメージを
それほど引き摺っていなくて、こういう言い方は失礼かも知れないが
同窓会で番外編演じてるみたいな気楽な懐かしさがあったなー。
デビットヒビキは、遊び人化してしまったなかにも
確かにヒビキさんな芝居が混じっていてわりと完成度高かった。
アスムも幼児化こそしているが妙に爽やかな喋りがそれっぽいし。
バトルでは久々にディケイドVSディエンドが堪能出来るかと思ったら
またしてもモモタロス劇場になってしまったのには笑った。
鬼合戦ネタは確かに欲しかったけど、電王ネタは尽きないな・・・。
響鬼の力が暴走し牛鬼と化してしまったのを龍騎ディケイドが
マタドール戦法で迎え撃つってラストの流れも無茶しつつ上手かった。
牛鬼の暴走は「響鬼」単体だと少し違和感のある展開だが、
「悪の力を鍛え上げた正義の心で制御し悪を討つ」という
響鬼」に限らない今までのライダー全てを含めた
ヒーローものの一大テーマをまとめる形にもなっていくのかな。