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仮面ライダーディケイド #19

仮面ライダーディケイド VOL.1 [DVD] 仮面ライダーディケイド VOL.2 [DVD]
劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー オリジナルサウンドトラック
響鬼編、後編。
アスムがトドロキ&アキラと一緒に若い世代で音撃道をまとめていこうと提案、
ザンキイブキも士に説教されてそれを了承し時代が移り変わるなか、
牛鬼の力に呑まれかけたヒビキはアスムに倒されることを願っていた・・・。
師弟関係による世代の継承というテーマを音撃道全体に広めたうえに、
アスムがヒビキの命と誇りごと鬼を受け継いでいくという
原作で予想されながらも実現しなかった展開を再生させた話になったか。
個人的には、原作の明日夢が鬼にならないという部分に
結構思い入れがあったのでアスムの変身は少し複雑だったのだが、
今までの世界以上に「こういう響鬼もあり得た」という
パラレル世界の可能性を強調する演出がされていたこともあって
一つの物語としては非常に良く出来ていたなぁ・・・。
ザンキさんに免許皆伝貰って抱きつくトドロキと鬼に変身して戦うアキラは
オリジナルキャストの効果によって感慨深さが倍増。
しかし秋山奈々は何で鬼と屍姫であんなに演技が違うんだ・・・!?
ラストの巨大ガニに対するみんな揃ってのセッション攻撃も、
原作最終回以上に音楽モチーフを活かしていて感動させられた。
マクロスF」か「けいおん!」みたいだとちょっと思ってしまったが、
やっぱり響鬼って色々とタイミング悪かったんだな・・・!!
あと、海東のキャラ掘り下げをメインの話を阻害せずに進める構成にも感心。
ディケイドが「通りすがり」でディエンドは「盗りすがり」なのかー。
最後の世界で決めゼリフ奪われた士は残念だったが、
次は夏海の世界に帰ることに・・・って何故そこにいる音也!?
残りの展開は本当にどう推移するのか読めないな。
昭和ライダーも映画だけでは勿体ないだろうし・・・。