ドラえもん ＃１４８

スネ夫が誘拐される話と、ドラえもんとママが辞任してしまう話。
スネ夫誘拐ネタは原作話で今までやってきた
タイムパラドックスネタを総決算したような内容になっていたなー。
オチを聞けば何てことないのだが、そこに持っていくまでの
ミステリ展開でちゃんと盛り上げていたのは良い感じだった。
二話目は、タイトルは「ドラえもんやめます」なのだが、
メインテーマはママがママを辞めてしまうことによる親子関係の崩壊。
もうママじゃないから何もしないと笑顔で家事も育児も放棄する
ママの描写がかなり突っ込んでいて非常に興味深かった。
これは子供リアルに泣くだろうと思う一方で、
そこまで踏み込んだスタッフのやる気には感心させられたなぁ。
親子の愛が道具の力を超えるというラストも良かったし、
三石琴乃の過剰になり過ぎないママ演技も見事だった。