（ＴＶＫ）戦場のヴァルキュリア ＃１５

　カナシミレンサ
慰労パーティーで歌って欲しいと頼まれたものの、
ダルクス人の前で歌えるかと突っぱねたロージー、
そんなロージーの頑なな心についにイサラが正面突破を仕掛ける。
前回の悲劇に直接的には言及せずにただ疲れが溜まっているという描写で
進行していくのに少し違和感はあったのだが、
みんな敢えて触れないようにしているってことなのかな・・・。
ロージーとイサラの関係を軸にしながら、
その問題への対処によってウェルキンとファルディオに
差が付いていくというメインの三角関係の進め方は上手かった。
同時に、ファルディオのアリシアに対する感情が、
好きは好きでも何か無理のあるものであることも微妙に示されていて、
今後の展開によっては余計な火種が増えそうですらある。
ファルディオの余裕ある態度は逆に爆弾なんだろうな・・・。
ロージーの過去については、確かにダルクス人も悪いけど
不可抗力な部分も大きいので同情はしにくいなぁ。
当人もそれはわかっていてダルクス人よりまずは帝国なのだろうが。
あと、久々にスージーとイーディーにセリフがあったのに、
相変わらず話にまったく絡んでこないのが哀しい・・・。