へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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化物語 #3

化物語 第一巻 / ひたぎクラブ【完全生産限定版】 [Blu-ray]君の知らない物語(初回生産限定盤)(DVD付)
まよいマイマイ編、一話目。
やはりOPはヒロインごとに代わるらしいのだが、
今回は第一話と同様にOPなしで始まってしまった。
こうなると本当にOPは貴重なんだな・・・。
本編は、前半は暦とひたぎが公園でイチャイチャ会話してるだけ、
後半は暦が小5ロリのパンツを全開にして変態性を爆発させるだけ。
とにかく、それがこの作品のコンセプトなんだとわかってはいたが、
延々と公園で喋ってるだけで一話作ってるのが実際観ると凄かった・・・。
ビジュアル演出的には背景の団地や公園の遊具などを記号的に扱いながら
世界中に暦とひたぎの二人しかいないような状況を作り出していて、
ひたぎクラブ」編がソウルテイカー路線なら今度は
ひだまりスケッチ」の第一期みたいな方向性に感じられたなぁ。
勿論、あっちよりはずっとクールというか、
閉じた空間での戯れの会話を楽しませる作りでありながら
どこか突き放したような部分を残してはいるのだが。
暦とひたぎの微エロ会話とその距離感の描写は見ているだけで段々と
脳が蕩れ〜としてくるようなヤバい中毒性があって素晴らしかった。
つーか、ひたぎは前回ラストで丸くなったように見えたのは何だったんだろう?
一番に見てもらいたかったという服で暦に出食わしたのも偶然なのかどうなのか。
暦の方に好きだと言わせたいという普通の乙女心・・・なのかこれは?
真宵VS暦は、作画のテンションもさることながら、
徹底して安定したノリを掴ませない神谷浩史の演技が良かった。
ナレーションは夏目なのに行動と突っ込みでまたキャラが違うし・・・。
しかし・・・この会話劇も匂い立つラブコメの香りも
非常に楽しくて幸せな気分にさせられるのに、
同時にどこか絶望先生以上の絶望を感じさせられるのが怖い。