へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

なれのはて 過去感想は作品タイトルで検索してください

スポンサードリンク

(TVK)涼宮ハルヒの憂鬱 #19

涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ (第1巻) 限定版 [DVD]涼宮ハルヒの憂鬱5.142857 (第2巻) 限定版 [DVD]止マレ!涼宮ハルヒの憂鬱-Super Remix-Full-Mix
エンドレスエイト・・・脱出!!!!
個人的に、録画していたナルト劇場版から金曜ぶんのアニメと
深夜の響鬼マジレン映画を徹夜で七時間くらい観続けたあと、
朝の六時過ぎの光が差し込む辺りでハルヒに辿り着いたもので、
エンドレスエイトに終止符を打つクライマックスの展開には
何かもうやたらと変なテンションになってしまった・・・!!
スタッフは、意外にも一週目と同じ絵コンテ&演出:米田光良、
作監高橋真梨子で、更に脚本が村元克彦に変更。
最初に戻って脱出するという意味では納得のいく体制ではあるが、
やっぱり山田&堀口エンドレスエイトは見たかったなぁ・・・。
演出的にはアドリブだけでなく脚本レベルでも
セリフがちょこちょこ変わっているらしいのが興味深かった。
今までとは違うということを徐々に示していく演出だったのかな。
しかし、完全に意味不明なみくる電話から古泉殺すの流れには無茶苦茶ウケたが、
あれは演出じゃなくて最後の声優陣のお遊びだったんだろーか?
虫と花火というエンドレスエイトを象徴するモチーフを
結集させるような形で脱出に結び付けるビジュアルも良く出来ていた。
ただ、何だかんだでこれだけ視聴者もSOS団も振り回されたのに、
結局ラストのハルヒは可愛いなぁと思ってしまうことに敗北感が・・・!!
あれって夏休みの宿題をみんなでやるのが心残りだったというよりも、
そういう理由をつけてキョンの家に上がり込むのが真の心残りだったのかな?
全てを観続けた長門は一体どういう結論に達していたんだろう?
長門こそあの8月31日にキョンの部屋に辿り着くことを
誰よりも願っていたんじゃないかと思うのだが、
いつも通りクールに本読んでるだけだったか・・・。
エンドレスエイト全体の試みとしては、発想は非常に面白いし
実際楽しめるだけの仕掛けも手間暇かけて施してくれていたのだが、
あまりにも楽しみに辿り着くまでのハードル設定が高くて
せっかく広範囲に付いていたファンをふるい落とす結果になったのは、
それを狙ったのかどうなのかはともかく単純に勿体なかった。
祭りの騒ぎもやり過ぎれば一般の人に迷惑かけるしね・・・。