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(TVK)狼と香辛料II #10

狼と香辛料II【1】 [Blu-ray]狼と香辛料II【2】 [Blu-ray]狼と香辛料 海を渡る風(限定版:「ホロのふかふかDSおくるみ」、「オリジナルアルバムCD」、「文倉十氏描き下ろし 等身大両面ポスター」同梱)
狼と香辛料 ドラマCD「狼と桃のはちみつ漬け」
狼と香辛料II O.S.T 狼と「幸せであり続ける物語」の音楽
ホロを貴族の娘として質に入れるというエーブの提案、
ロレンスは当然迷うがむしろホロが乗ってきて勝負をかけることに。
ここでホロの方から自分は商売の相棒なんだから
身を売るくらいの賭けはやれと言ってくるとは驚かされた。
こういう部分が普通のヒロインキャラと違うホロの魅力だなー。
しかし同時に女の身売りという行為も商売の計算に入れて
儲けを狙うこの社会での商戦というものの恐ろしさも感じさせられる。
奴隷制度も教会利権も呑み込んで世を渡っていくのが商人か・・・。
再登場してきてくれた酒場の娘や商才を持ちながら
ホームレスの身分で小さな幸せを満喫する生き方を選ぶ男など、
ごく普通の人々でさえもそういう海千山千の駆け引きを
この世の中でこなしながら生きているという部分を
印象的に見せていたのも、ここにきて作品が持つ世界観を
総括しに入っているようでもあって興味深かった。
過去回想を使ったシーンが多かったのはそれを意図してのことなのか
単に作画を省力しないとマズいからなのかわからないが・・・。
エーブと宿のじいさんは明らかに何か企んでいるっぽいけど、
それはエーブの出自や過去と関連することなんだろうか。