(TVK)CANAAN-カナン- #11
TVアニメ「CANAAN」CANAAN Inspired album
リャン・チーとカミングス、ハッコーとサンタナ、二つの愛の結末。
どちらも壮絶極まりない死を賭した愛の形を鮮烈に描き出していて、
「愛というものがわからない」二人のカナンとの対比もあって
とにかく圧倒的なテンションを生み出していたのが見事だった。
田中理恵のキレまくりトバしまくりな極限の演技も素晴らしかったが、
たった二言で他の全てを平伏させる能登麻美子の切れ味も恐ろしい・・・!!
作画面でも下着姿で狂乱するリャン・チーと死者とベッドインするハッコーを
色気たっぷりに見せていたのがまた死を際立たせていて感心させられたなぁ。
それにしてもこの展開といいリャン・チーのイカレたセリフ回しといい、
これは岡田磨里の脚本力が新たな領域に突入しちゃっているということなのか、
監督はじめ他のスタッフのアイディアがごった煮になってカオス化しているのか、
一体誰がどういう意図で話をどこに持っていこうとしているのが凄く気になる。