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(TVK)CANAAN-カナン- #13(終)

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CANAAN 2 [Blu-ray] TVアニメ「CANAAN」CANAAN Inspired album
マリアのピンチはユンユンが奇跡のど根性でどうにか救い、
カナンとアルファルドの対決はアルファルドが片腕とともに未練を断ち切り
戦いはまた続いていくもののヒロイン達それぞれに新たな一歩を踏み出しエンド。
正直、カナン・マリア・アルファルドが辿り着いた答えと覚悟については
モノローグでの説明に頼り過ぎているうえに感覚的にわかりにくくて
ドラマの帰結にはあまり納得がいかなかったのだが、
それでも印象的なセリフやシチュエーションを重ねていって
一応大団円な雰囲気を作り上げていたのは上手かった。
ユンユンが頑張ったのは「上海の雑多なパワー」を体現するキャラだったからかな。
その辺の街とテーマの連動も途中で上海離れちゃったんであまり機能してなかったけど。
一騎打ちガンアクションについては最高峰の出来で素晴らしかった。
ただ、最終回にも端的に現れていたが各要素は極めて魅力的でハイレベルなのに
全体として観た時にあまりにもそれらがバラバラに詰め込まれていて、
良く咀嚼しないと呑み込めないものになってしまっていたのは勿体なかった。
最高級食材で闇鍋作ったようなカオス感があったからなぁ・・・。
それも上海の雑多さに合わせた構成だったのかも知れないけど、
このキャラと設定を活かすのであればやはり2クールかけるか、
もしくは逆に濃度圧縮して劇場やOVAの尺に収めるのが賢明だった気がする。
そうなると総集編を劇場版にするのは間違ってはいないのか・・・。
あとは、安藤監督のアクションセンスとPAワークスの作画力、
岡田磨里の情念飛び散るようなセリフ回しに声優陣のノリの良い演技と、
スタッフの技を堪能する作品としても非常に興味深かった。
田中理恵のキレ芸は一体どこまでいってしまうんだろう・・・。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。