獣の奏者エリン ＃３９

帰路についた真王の船を襲う闘蛇の群れ、エリンは禁忌を犯すのを承知で
リランの背に乗り救出に向かうが、そこで引き起こされたのは
まさに歴史が恐れ続けていた悲劇の再来だった・・・！！
エリンが制止を振り切って飛び立つまではエリン正義の流れだったのに、
それがリラン暴走によって一変する演出の振り切り具合が素晴らしかった。
イメージシーンによるリランの闘蛇殺しの描写も、
直接描くよりもよっぽど凄惨な印象を与えていて、
あれはマジで作中でドン引きしていた子供達と同じくらいに
ＴＶの前のリアル子供達にトラウマを与えまくったのではないかと・・・。
これがＮＨＫ教育による本気の教育だ・・・！！
それにしても闘蛇だけでなくそれに乗ってた刺客も死んでいるらしいのを
明言はしないまでもわりとはっきり描いていたのには感心してしまった。
エリンは自分が殺人者になったという認識を持つのかどうか、次回が楽しみ。