夢色パティシエール ＃１０

夢にエール!パティシエール♪/いちごのミラクルール(初回限定盤)
王子達に駄目出しされ学園から逃げ出したいちごが、
実家とおじさんが継いだおばあちゃんの店の温かさに触れて立ち直る話。
落ち込みパートを長引かせず、いちごを過度に追い込むこともなく、
家族の理解とプロのパティシエであるおじさんの仕事ぶりによって
いちごが自発的に前向きになっていく展開が非常に丁寧で気持ち良かった。
特に地域密着型の店としておばあちゃんの時代とは違う形で
店を運営しているおじさんの描写が面白かったなー。
普通だったらおばあちゃんの思い出でいちごが復活するところだろうに、
プロとして独自の道を切り開いたおじさんの姿を見せることで
自分らしいスイーツ作りといういちごの目標を明確化していたのが上手かった。
おばあちゃんのレシピ帳が鍵かかってて読めないというのも、
秘伝書は持ってるけどそれには頼れないというシステムを作っているわけね。