ささめきこと ＃１０

ささめきこと オリジナルドラマCD 純夏の一番長い日
結局、海で水着を諦めて蒼井さんの同人誌作りを手伝うことになった純夏の話。
コピー誌作りのリアルな修羅場感とテンポ良く次々と繰り出されていく
コント的なトラブルの嵐の組み合わせ方が非常に上手かった。
キャラの内面については、相変わらず蒼井さんは思い込みで突っ走ってるし
純夏は汐のことばっか考えているという不純にも程がある状況なのだが、
事態の変化が加速するなかで何かもう好き嫌いとか義理とか計算とか、
そういうものを超えた熱い連帯が生まれていく流れは結構凄かったなぁ。
それだけやって結局本は売れないというオチも含めて良く出来ていた。
汐の方も合宿が駄目になったあとの揺れ動く気持ちが丁寧に拾われていて、
初期からすると随分と「恋する視点」が純夏から汐に移ってきた印象。