空中ブランコ #10
主演:置鮎龍太郎による大手マスコミと球団のオーナーを務める男、ナベマンの話。
ナベツネに置鮎龍太郎って、ベテラン野球選手に浪川大輔以上にミスマッチだと
一体どうしてこんなキャスティングしたのか中盤まで疑問だらけだったのだが、
ああなるほどそういうことかー!! 違和感あるキャスティングが
そのまま本編の仕掛けに連動していたという今回のオチには素直に感心。
真実が明らかになるクライマックスの描写も泣かせの演出が上手くて、
見た目アヴァンギャルドなこの作品の核にあるベタなドラマの部分が
今までで一番良く出ていた感じを受けたなぁ・・・。
ただ、せっかくだからクライマックス前の伊良部の前フリはいらなかったかも。
あれで大体の人は真実に気付いちゃうだろうから勿体ない。
最終回の主演は古谷徹。