けんぷファー ＃１２（終）

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００年代の終わりに主演：野村道子アニメが突如出現！！
もしかしたらこれが生涯最後の主演作品なのか！？　良いのかそれで！？
ともかくTBS深夜枠恒例、番外編での最終回。
で、何するのかと思ったらナツル達と臓物アニマル達の精神が入れ替わり、
今まで不遇の扱いを受けていた野村道子・田村ゆかり・能登麻美子・水樹奈々が
鬱憤を晴らすように大暴れをするという無茶苦茶贅沢だけど
最後にやることがそれなのかという一発ネタ。ちょっと頭冷やそうか〜！！
一応夢オチという設定にはなっているのだが、だからこそやりたい放題で
ギャグもエロもまったく自重するところがなく素晴らしかった！！
旧しずかちゃんの本気の喘ぎ声が聞けるのはけんぷファーだけ！！
いやー、本当に野村道子と人気若手声優達との文字通りの絡み演技なんて
まさかこのご時世に聞けるとは思ってもみなかったんで
誰得なんだこれと突っ込みながらも感動してしまった・・・。
特に野村道子×中島愛って年齢差どんだけあるんだ！？
たとえどんな年齢になったとしても可愛い女の子を演じ切り
ヨゴレも辞さないという声優魂の継承式か何かだったのかなぁ・・・。
ただ、いろんな意味で非常に満足度は高く、
何だかんだで沙倉さんへのフォローもしてくれた良い最終回ではあった。
全体的にもエロと声優ネタ以外本気で何にもないような内容だったにも関わらず、
終始不思議な安定感のある変に地に足の着いた作品だったという印象。
無茶はするけど無理はしないというか・・・。
「NEEDLESS」とともにTVアニメ不況下におけるエロネタB級系作品の
在り方というものをミもフタもない形で切り開いていたような気もする。
来期以降にもそういう作品は多く控えているのでそれ次第では
意外とTVアニメの流れを考えるうえで重要な作品になってくるのかも・・・。
まあ、最期の徒花になって終わる可能性もありますが・・・。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。個人的には二期希望。