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(TVK)聖痕のクェイサー #24(終)

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巨乳が萎んで貧乳に戻ってしまったまふゆがサーシャとデートする最終回。
徹底してドタバタラブコメに絞り込んだ最終回になっていて、
一応バトルアニメという体裁でやってきたこの作品としては
最後の最後に開き直ってくれたようで英断だった。
おっぱいに告白するクライマックスのバカバカしくも真剣な感じは
本当にこの作品の雰囲気を端的に表していてちょっと感動してしまったぞ。
ラストに原作に繋がる電脳学園女装編を持ってきたのも
サービス精神が行き届いていて良かったな。
全体としては、地上波放送ではとにかく規制がキツ過ぎて
まともな視聴が出来ないほどになってしまっていたのが残念だったが、
まあそれだけ無修正版の表現がトバしまくっていたということでもあり、
スタッフが色々なものから逃げることなく挑戦を続けていたのは立派だった。
特に後半からはシャープなバトル描写と丸っこさのあるキャラ描写が
互いを引き立て合う形が増えてきて作画の魅力は更に強まっていた印象。
多少ややこしいところのあった原作設定をわかりやすく噛み砕いた
上江洲誠の構成も良かったし、超乳作画のイメージしかなかった
金子ひらくが初監督をソツなくこなしていたのも意外な収穫だったなぁ。
・・・とはいえ、やはりこの作品をここまで楽しめるものにしてくれたのは
何はなくとも女性声優陣の体当たりにも程がある熱演・怪演の数々!!
特に後半戦は「けいおん!!」と連続で観ることになったなかでの
豊崎愛生日笠陽子の大暴走ぶりに毎回戦慄させられて大変だった!!
突如のラスボス化で声優としてのポテンシャルを見せつけた豊崎愛生はともかく、
日笠陽子は今後の声優活動への影響とか考えてないんだろーか!?
この無秩序になりかねない状態を的確にまとめていた
三瓶由布子藤村歩平野綾の安定感も素晴らしかったし、
豪華なゲストも含めて毎回の聴き応えは文句なしだったなー。
新作の発表もあったけど、とりあえずスタッフの皆様、お疲れ様でした。