へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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刀語 #7

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絵コンテ&演出&作監:田中基樹による七実と七花の姉弟対決。
姉弟での殺し合いという物語の節目を盛り上げるように、
普段以上により明確に毛筆画を意識したような絵柄に。
これが非常に渋く決まっていて、何かこのキャラデザを活かす形が
ここまできてようやく見つかったという感じを受けたなぁ。
同時にギャルゲーみたいな立ち絵会話、「奇々怪々」みたいな縦スクロール、
朧村正」みたいな横スクロールなどゲーム的な画面演出を取り入れていて、
その和風とゲームの組み合わせ方も作品の方向性に合致していて面白かった。
七実の狂気を孕んだ切ない想いを追っていくドラマ展開と
炎の中での決戦を迎えるビジュアル的な仕掛けが
きれいに噛み合っていく流れも美しかった。
しかし、まだ先は長いのに最強の姉がここで消えるとは・・・。
これ以上どんな敵を用意するんだろう・・・と思いながら予告観たら
次回がロボ戦で笑った。いや、生と死のやりとりについて
テーマを深めてきたところでロボが相手になるってのは意味深ではあるが。