魔法少女まどか☆マギカ ＃３

マミさん、血溜まりに沈む。
というわけで最初の犠牲者発生。関西組のネタバレが流れていたし、そもそもまともな魔法少女ものになるわけがないと覚悟はしていたのでそんなにダメージは受けない・・・つもりだったのにいざ本編観たら予想以上に大ダメージだったよ！！　容赦ないにも程があるだろ！！
提供画面のキュゥべえに始まって全編マミさん死亡フラグで固めてるくらいの徹底的な前フリがされていたのだが、そのレベルがまた無駄に高くてスタッフの本気ぶりが怖い！！
それにしても憧れの先輩が無残に殺されることで主人公達が変身ヒーローとしての覚悟を迫られるという展開自体は本当にお約束に近いものなのに、蒼樹うめキャラデザで巧みに視聴者の視線を逸らしながらど真ん中を突いてきた新房＆虚淵の作戦は実に見事と言わざるを得ない。
わかっていても逃げられないってのはまさに構成力・演出力の勝利なんだろうなぁ・・・。
まどかとマミさんが夢について語り合いながら映像的には悪夢そのものといった、衝撃の瞬間に至るまでの場面の積み上げもとにかく巧妙で感心。
完全にホラーなEDを今回まで溜めていたのなんて悪趣味過ぎて何か笑いが湧いてきたよ・・・。
しかし、虚淵玄がついに本性を現したことで今後の展開もますます恐ろしいことになりそうだ。
基本的にアニメ化された作品の知識しかない筆者ですら、親友がヤンデレて敵に回ったり家族が虐殺されたりする様子が容易に想像出来るんですけど・・・。