ハートキャッチプリキュア！ ＃４８

ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪／ワンダフル↑パワフル↑ミュージック！(DVD付)
お姉さま、あれをやるわよ。ええ、よくってよ。スーパープリキュアキィィィィィィック！！！！
・・・みたいな怒涛のノリでVSデューン最終決戦！！
前半のダークプリキュアの最期はあくまで感傷的にしっとりと、後半のバトルは熱血ドラマと馬越作監＆最強原画陣による超絶アクションで飛ばしまくる、静でも動でも間違いなくシリーズの究極点に到達した凄まじい密度の内容だった。
ダークプリキュアは助かって欲しかったけど、それをやってしまうと命を弄んでしまったサバークの罪も曖昧になるし、まあ救済に関しては最終回待ちかな。
そしてラストバトルは何といっても、「ふたり」がブロッサム＆マリンからブロッサム＆ムーンライトにここにきて切り替わったことに驚かされた。
表の主人公であるつぼみを常に前進させてきたムーンライトへの憧れと、ストーリーラインにおける真の主人公であるゆりの葛藤が「ふたり」でプリキュアになることで爆発結合する流れには震えがきた！！・・・けどマリンとサンシャインがいらない子に！？
一応マリンはブロッサムとの魂のアイコンタクトだけで正妻・・・もといパートナーの存在感を発揮していたけど、サンシャインは本当に伝統のバリア要員になってしまったなぁ。
ブロッサムとムーンライトが組んだあと、本来ならマリンとサンシャインの加勢時にもう一押し入れたいところだがさすがに冗長になるしテーマがブレるんでそこはアクション作画だけで全て語ってしまおうという判断になったのかな。
というか、そんな判断が成り立つ作画パワーが凄過ぎるが・・・！！
しかし、少年アニメでも滅多に観られないこんな熱い話を幼少期に浴びてしまった幼女がどんな成長をするのか今から何か空恐ろしくもあるなー。
ともかくあと一話、このまま行けばシリーズ屈指の大団円が観られそうだ。