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IS<インフィニット・ストラトス> #12(終)

IS <インフィニット・ストラトス> 第2巻 [Blu-ray]IS <インフィニット・ストラトス> 第3巻 [Blu-ray]TVアニメ IS<インフィニット・ストラトス>オリジナルサウンドトラックIS (インフィニット・ストラトス) ラバーストラップ 一夏IS (インフィニット・ストラトス) ラバーストラップ 篠ノ之 箒IS (インフィニット・ストラトス) ラバーストラップ セシリアIS (インフィニット・ストラトス) ラバーストラップ リンIS (インフィニット・ストラトス) ラバーストラップ シャルルIS (インフィニット・ストラトス) ラバーストラップ ラウラ
「福音」との最終決戦に謎の少女の呼び声で覚醒した一夏が駆けつけ、あとはいつも通りハーレム復活でエンド。
第一話冒頭と繋がる前半の戦闘シーンは、ハイスピードでの空中戦という点で過去のあらゆる作品と比較しても突出した完成度だった。
改めて、生身が見えている状態でドッグファイトを可能にする強化飛行アーマーものの利点が示された格好。
各ヒロインに見せ場を与えながら、最後に一夏が熱血で締めるトドメ演出も良い感じだったな。
ラストはあれ、箒だけ海水浴場でハブられてたのはここまで水着を引っ張る為だったのね。最後の最後にメインヒロインらしい攻勢に出たのは良かったが、インパクトではセカンドさんのヤンデレに負けてたよーな・・・。
あと、大体こいつのせいな束さんの裏事情がやっつけ気味なわりには異様に説得力あって笑った。何もかも自作自演なのか・・・!!
全体としては、過度に複雑・細分化してしまったハーレムアニメ分野において「メカと美少女」の基本中の基本に立ち返って腰を据えた作りが新鮮さと安定感を生んでいて、とにかく毎回必ず一定の満足が得られるハイパフォーマンスな作品だったという印象。
ベタを恐れず貫き通すことがどんなに重要であることか、今更ながらに思い知らされた。
各ヒロインも設定自体は非常に簡素で、そこに想像の余地を与える隙の作り方が凄く上手かった。
声優陣の親しみやすさ重視の演技も上手くハマっていたと思う。みんなデレ後のダダ漏れ感の表現が凄かった・・・!!
そして何はなくとも、男主人公のハーレムヒーローとしての立て方が実にしっかりしていて好感。
脚本演出のブレのなさもそうだけど、内山昂輝のハーレムものに対してスレてない朴訥とした演技が素晴らしかった。
カッコ良いところは実にカッコ良く、エロイベントに戸惑うところは生々しくも可愛らしい。正直、内山昂輝にハーレム主人公やらせるなんてヒドい無茶振りだと思っていたのだが、その無茶ぶりが功を奏した。
しかし内山昂輝は今期フェアリーテイルやベイブレ爆でキレた悪役として大爆発していたけど、きっとこの現場で受けたストレスが影響したに違いない!!
それにしてもこの作品にしろ「禁書」にしろハーレムものの男主人公像はいよいよ転換点を迎えた感じはするなぁ。
原作のストックが微妙そうなので第二期はどうなるかわからないが、この勢いはぜひ活かす方向でお願いしたい。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。