（ＴＶＫ）（新）DOG DAYS ＃１

PRESENTER
原作：都築真紀、監督：草川啓造、制作：セブン・アークスの「リリカルなのは」スタッフによるオリジナル新作。
日常に退屈する銀河美少年が戦乱の異世界に召喚された・・・と思ったらその世界はスポーツライクな戦争しかしない超平和な場所だった、というお気楽異世界召喚もの。
何か８０年代から９０年代前半にかけてわりと良くあったオタク的なユルい願望のみで成立するライトファンタジーって感じで、今観ると凄く懐かしい雰囲気がある。
ちょっと違うけど「ワタル」「ラムネ&40」なんかのSD系ロボットアニメに近い。むしろ筆者の年代だと何でこれでロボに乗らないのかがわからない・・・！！
かつてはロボさえ出しておけば成立した企画が、今は美少女で何とかなるってことなんだろうなぁ。
とにかく全体にユルいノリと明るく賑やかなキャラで構成されていて、観ていてまったく肩が凝らないのは良い感じ。
ただ、あまりユル過ぎても眠くなってしまうのでその辺の刺激と弛緩のバランスは今後重要になってきそうかな。
作画的にはセブン・アークスらしく、動くところは動き崩壊するところは崩壊しそうな際どさが若干あるけど、キャラデザに抜擢された坂田理の仕事も上々で萌えアニメとして標準以上にはなってくれそう。
あとは声優陣が無駄に豪華でビビる。何でしれっと丹下桜が入ってたりするんだ・・・！？
キャラ数多いだけに、毎回このメンツで喋りまくるとなればそれだけでも結構楽しそうだなー。