へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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(新)へうげもの #1

KIZUNA
異色の時代劇マンガを監督:真下耕一、制作:ビィートレインでアニメ化。
とにかくいつもの真下アニメ演出が、この原作と組み合わさるとこうなるのか!!・・・という新鮮さのあった第一話。
モノローグ中心の語り口も様式美的な構図も低温状態から一気にテンション上げる展開も、原作とスタッフの相性が凄く良い。
芸術をテーマにした内容だけに今後も色彩や音楽といった要素まで含めてどう調和を取っていくのか興味深い。
主演の大倉孝二をはじめ渋好みが揃った声優陣も魅力的。大倉孝二のあの独特の擬音の表現、凄く上手いなー。
もう一人のメインキャラは田中信夫が演じる利休らしいけど、一体どんな芝居になるのか予想つかない・・・。
それと本編後に作中に登場した美術品を実際に紹介する五分番組があって、これが意外とインパクトある。
何せ今まで戦国時代のアニメを観ていたのに、実際その登場人物が持ってた茶器がそのまま出てくるんだから普通に感動してしまう。
松永久秀から織田信長へ、そして豊臣秀吉へと渡り大阪城落城のあと徳川家康が再生させたなんて茶器が現代にばっちり遺っててなんでも鑑定団されてしまうなんて、歴史って凄いものだな。
ちなみに本放送はNHKプレミアム木曜深夜だが、日曜深夜にもリピート放送あり。