（ＴＶＫ）フリージング ＃１２（終）

ガネッサ先輩が黒コゲ死したことでサテライザー先輩が友情パワーに目覚めて勝利・・・したと思ったら敵に乗っ取られてあやうくラスボス化しそうになる最終回。
とりあえずガネッサ先輩の死に方が感動させたいのか笑い死にさせたいのかさっぱりわからなくて困った！！
お前らさぁ、焦げた先輩の前で「起きてくださいガネッサ先輩ーっ！！」「ガネッサ先輩はもう・・・」みたいな小芝居してないで脈の確認くらいしろよ！！　大体そんなことだろうとはわかってたけど結局ガネッサ先輩、奇跡が起きて生き返るとかそういうイベントもなく普通に生きてたし・・・！！
三年生が総登場してラスボスに挑んだもののフリージング食らってあっさり全員動けなくなり、切り札っぽくパンドラモード発動しようとしたらそれも不発・・・という展開も高度なコントみたいだったなー。
燃えるシーンはちゃんと燃えるんだけど、ちょこちょこネタじみた描写が入ってくるのはこの作品の最終回らしいといえばらしかったが、そのせいで最後まで話の軸がブレている感触も残った。
全体的にも、エロリョナバトルという方向性を初期に示したものの地上波では規制が強過ぎてそれを活かし切れず、その後の能力バトル路線もデレライザー先輩押しも何だか煮え切らない、終始どこに向かっているのか不明瞭な内容になっていたのが残念だった。
バトルをすれば真っ暗で流れがわからない、サービスすれば眩しくて何も見えない、規制の犠牲者とも言えるけどそもそも他にやりようはなかったのかという気もする・・・。
個人的にサテライザー先輩の造形は好みだったし、キャラ的にはもっと掘り下げる要素があったと思うだけに惜しくもある。
一応、第二期を匂わせる形で終わったので次があるならシリアスバトルよりもキャラを広げる方向での進化に期待。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。
とはいえこれ本当に続きはあるのか・・・？　ブルーレイはわりと売れているらしいけど。