（ＴＶＫ）（新）デッドマン・ワンダーランド ＃１

少年エース連載の原作を、監督：初見浩一、シリーズ構成：むとうやすゆき、キャラデザ：山田正樹、制作：マングローブでアニメ化。
突然の虐殺、無実の罪での死刑宣告、遊園地と融合した刑務所での過酷な現実、そしてヒロインとの出会いと異能覚醒・・・と第一話から謎また謎で引っ張っていく展開には素直に惹きつけられる。
詰め込み過ぎではあるし一つ一つの要素に関しては相当突っ込みどころも多いのだが、勢いで突っ走っていく感じは悪くないなー。
裁判所で遺族にボコられるシーンなんてどんな警備体制だと思うのだが、演出としては極めて有効でリアリティより面白さを取ってるのが頼もしい。
朴ロミの初っ端からの迫真の演技と濃い目の作画も相性が良い。何かこう、粘つくような濃密さがあるなぁ・・・。
そんななかで全身タイツなヒロインに花澤香菜を持ってきて一服の清涼剤にしているのは上手かった。演技がどうしてもネッサに聞こえるけど。
ただこれ、原作が続行中なわけで振り撒かれた数々の謎にアニメでどれだけ答えが出るのかは心配になる。
あとEDがニルギリスで「エウレカセブン」思い出したのだが、そうか原作者コンビがエウレカ漫画版の作者なんだっけ。