へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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C #3

とある組織から派遣されたエージェントの視点での金融街システムの解説と、公麿父の死の真相。
設定説明回ではあるのだが、エージェント目線のマクロな状況説明と公麿の個人的な事情説明とか並行的に語られるので、何か余計に説明が過剰になってる印象を受ける。
尺の都合や今後の伏線もあるんだろうけど、今回は公麿のドラマに絞って世界中の金融街がどうこうって陰謀の話は匂わせるくらいでも良かったのでは。
そもそも世界中に金融街があってIMFが監視しているといった設定って必要になってくるんだろうか? 世界観への説得力を補強するどころか削いでいる気もするのだが・・・。
ただ、公麿と三國の擬似親子的であり合わせ鏡のようであり、それ以上に何か危うさを感じさせる関係性はこの先興味深い。
お金をテーマにしたドライな設定のなかでこの二人の関係はひどく湿っぽくて不思議。罠が潜んでいそうな予感もするが・・・。