銀魂’ #214
かぶき町四天王編、決着。
前半の銀さんと次郎長の大立ち回りはテレ東夕方アニメとは思えない凄まじい出血量に驚かされた。
この作品がネタ的な部分だけでなく表現的にもTVアニメの限界に挑み続けているのはわかっていたが、それでも今回の壮絶極まる戦闘描写は破格の内容だったと思う。
むしろ下ネタやパロディ関連で怒られるよりもこっちで目をつけられる方がヤバいはずなのだが、よくぞここまでやってのけたものだ・・・。
そして、それだけの流血演出に大して必然性を感じさせるだけのドラマ部分も最後まで手抜かりなく素晴らしい出来。
特に次郎長の語りは菅生隆之の芝居がもう隅から隅まで絶品で、聞いててたまらなかったなー。
今期、菅生隆之は「GOSICK」のブロワ侯爵といい、まさにいぶし銀の存在感が凄かった。
あと長編シリーズお約束の特別EDで一人だけバッドエンドを迎えているマダオにウケた。他が感動的なだけに妙なインパクトが・・・。