No.6 ＃２

六等星の夜/悲しみはオーロラに/TWINKLE TWINKLE LITTLE STAR

「精子。精子が欲しいの。セックスしたい」

・・・No.6を観ていると思っていたらいつの間にかNo.セックスを観ていた！！　
というわけでいきなり数年後に飛んで幼なじみに衝撃の告白をされながら主人公が男と一緒に逃避行する道を選ぶ話。
序盤の沙布の告白はとんでもないインパクトではあったものの、しかし後半になるとそれが完全に噛ませ犬イベントでしかなかったことが判明して何か気の毒になった。
一応、リアルに生殖を前提とした関係を迫ってくる女と新しい世界を見せてくれる男との対比みたいな構図になってるのかな。それにしても紫苑が迷いなくネズミ好き過ぎて怖いが！！
尺の都合もあるのだろうけど、とにかくポンポンとイベントを連続させて急転直下で話を進めていく構成も面白かった。
第一話の時点ではまったく期待出来ないと思ったけど、人を老化させる寄生蜂や管理社会の外に広がる現実など、世界観やギミックにも魅力が増してきた。
あとは本当に・・・精子が欲しいとは真逆の男同士の関係性を単なるサービスで終わらせないほどテーマ的に踏み込んでくれるのかどうかだな。