ゆるゆり #12(終)
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ゆるゆりのおんがく♪YURUYURI ORIGINAL SOUNDTRACK
ゆるゆりのうたシリーズ♪00 魔女っ娘ミラクるん♪
合宿!! 爆発!! 流血!! 主人公死亡!!・・・で、ゆるゆる最終回。
マジで洒落にならない大・事・件の連続なのにいつも通り何ごともなかったかのように終わる雰囲気がなかなかクレイジーだった。
全裸のままドラム缶で流され再び唇を犯され爆死する、アッカリーンは最終回に至ってようやく最高の輝きを得ることが出来たんだ・・・!!
全キャラ投入しながら一瞬の隙もなくひたすらネタを詰め込んでいく構成も実に贅沢で見応えがあったなぁ。爆発作画の無駄なこだわりが凄い。
この作品の集大成であると同時に、「みなみけ」「みつどもえ」から続く大田監督の持ち味が最高潮に達した回だったようにも思う。
全体としてもこのスタッフの生み出すノリと原作の魅力が相乗効果になっていて、幸せに作品が回っている感じが実に気持ち良かった。
当初どうなることかと思われた新人起用も見事に成功。新人組との比較で生徒会組の魅力も上がる形が出来ていたのも狙った以上の効果が出ていたのかな。
個人的には、これは原作の力が大きいのだろうけどキャラ関係の属性や関係性の動かし方が毎回恐ろしく上手くて感心させられっぱなしだった。
百合テーマって結局は人間関係をどう描くかに集約されるものだけど、かなり破壊的なギャグとテーマ部分の繊細な取り扱いを両立させていたのは非凡。
もっと先を観てみたいんで第二期を希望したいけど、どうなるのかなぁ・・・。
とりあえずスタッフの皆様、お疲れ様でした。